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大らかな愛に包まれて・・・

  • 吉野柳
  • 2023年11月23日
  • 読了時間: 1分

2019/10/12

今は唯、早朝に雨が樋を叩く音を聴いている。 若い犬は、深い寝息を立てている。 愛犬が二頭から一頭になったのが、九月二十四日。 老犬で、手術の後に体力が維持できなかった。 子犬の頃、美しい毛並を魅せていた。 その毛並は、亡くなって五日が経っても柔らかく艶やかなままだった。 二十九日、火葬とは時間を巻き戻せなくする作業なのだと知った。 若い犬は、以前はお笑い担当の面白おかしい犬だった。 それが半月が経った今、寝息や食べ方、怒る仕草や辛抱強い性格まで似てきた。 親子でもないのに、瓜二つなのである。 毛並だけでなく、おっとりとした性格は、周囲の者を魅了した。 その大らかな愛に包まれて、育てられた子。 終始、美しく生きて、流れる時間と共に、雨音の様に余韻を残して。 yoshiyana 柳

 
 
 

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